ひとり旅 | プロジェクト 借景の島

Vol. 01 現地を初訪問

初めて現地を見ました。実は校舎については資料には載っていなくて、現地で初めてその存在を知りました。

不動産業者の説明では「使い道もないし、もう壊すしかないですからね」という認識だそうで、資料には「廃屋」として表記しているとのことでした。校舎の他には、小学校時代のトイレ棟とおそらく林間学校の時のお風呂棟、他にもいくつかの小屋がいくつか、半壊した状態でありました。以前の台風で、他にも建っていた校舎も含めて大きな被害を受けてから、そのままになっていたようです。

日本家屋を見に行って、まさか小学校が建っているとは予想もしませんでしたが、敷地前の海を見ながら、嬉しいサプライズとなりました。日本家屋のほうも、井戸小屋や炊事を行うかまど小屋があって、ここを使えるようにしたら、と思うとすごく楽しくなってきました。

隣の敷地にプレファブが建っていて、それがこちらの敷地から丸見えで気になったので、どういう建物なのか調べることにしました。