ひとり旅 | プロジェクト 借景の島
瀬戸内海に浮かぶ小さな島で、海に面した敷地に建つ木造平家建の小学校があります。
小さい校舎が3つあって、明治時代に建てられました。ずいぶん前から小学校としては使われなくなりましたが、その後は林間学校の滞在先として使われたりしたそうです。現在は廃屋になっていますが、大きなクスノキをみると小学校だった頃を想像させてくれます。
この学校を建てた一族の日本家屋も同じ敷地内にあって、日本庭園の名残もあります。その庭からは海と山を見渡すことができます。
これから、この場所を旅先となるような場所としてつくっていこうと思います。山と海が庭の借景になりそうなので、「借景の島」と名前をつけました。
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Vol.03 構造と外構
計画がある程度進んでいますが、どのようにこの場所を利用するかを決めないでいますし、決めることもないと思っています。魅力的な風景のなかで、なにをやっても気持ちよい時間が過ごせるに違いないです。
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Vol.02 養殖工場確認
プレファブはフグの養殖工場だったことが分かりましたが、現在は使われていないということでした。そして養殖場として使われていたのは短かったようで、その後、イルカショーを行うイルカの子供をトレーニングする水槽として使われていたことが分かりました。
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Vol.01 現地を初訪問
初めて現地を見ました。実は校舎については資料には載っていなくて、現地で初めてその存在を知りました。